こんな会話がよくレッスン中にかわされます。他にも
きっとネットや本のレシピや、TVの料理番組で、
よく、弱火で15分煮ます。とか
生クリームは8分立てにしてくださいとか
卵は室温で30分おいてから使いましょう。
って表現するからなんだろうな~~とおもいます。
目や耳にするたびに、この教え方でちゃんといいものが作れる人は10%いるのかな??って思っちゃいます。
確かに実際に実物を目の前で 火にかけてる処や、混ぜてる処の様子が伝えきれない時や
たった10分の番組の中で丁寧に説明してる時間がないときに
なるべくシンプルに、わかりやすく伝える言い方としては楽で、いいのかもしれません。
でも・・実はそういう言葉のせいで、お菓子作りやパン作りやお料理が、うまく行かないんですよね。
先ほどの質問ですが、メレンゲや生クリームを、泡立てるレッスンをしてる時に、
時々、何分立てにしたらいいですか??って聞かれると
わたしは、あなたの5分立てはどういう状況の物ですか??
と確認してからお応えします
自身がシェフに習ってた時も、シェフご自身も、僕の8分たてはこんな感じです。
っていう状態を見せてもらったものを
自分の見た感じと感覚でメモっておきました。
例えば、垂らしたメレンゲがこういう感じになったら・・・みたいに。
そうしないと、実際に復習するときにこれくらいの泡立て方かな??って悩んでしまった経験があるから・。
それが対面で、実際に現物を目の前にしながら 理解してもらえるための教室の利点だと思ってます。
火加減は鍋の中を見てもらってこういう状態になる火加減にしてくださいって伝えます。
バターや卵を室温に戻すというのも、環境や季節によってのコツと、どういう状態がいいかを
さわったりして体感してもらってます。
時にはいくつかの状態の物を用意しておいて
この状態のが一番いいです。と説明できるようにしておいたりもします
なるべく少ない回数でわかりやすく上達してほしいので
努力と工夫は惜しまないようにしてます。
お越しになる方のレベルも考えて説明もしていくように心がけてます。
今までやってたことがどうしてうまくいかなかったのか、判明して
喜んでお帰りいただけて冥利に尽きました
コメント
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